#01(寝落ちするよ・・・)
田中恭平


寝落ちするよ
肉が醜いおれ
白い点々

落ちている床
吸い込まれてゆくよ
意を決するよ
おれは細く
骨だけのようになって
落ちてゆくよ
崩れたら
塩だったよ

花のなまえを一つ忘れて
夜の諧調に泣いているように
笑っているよ
もう終わりだ

考えたら
悩むことはなくなった
へやじゅう
有耶無耶が
漂っている
手を伸ばせば
陽を掴める
朝に着けるかな?
さむい
夜はコウコウとした
ハレーションの諧調にある
おれは泣いた
ような気がする

彼女はおれをしっちゃかめっちゃかにする
そしらぬふりしていて睡眠が足らないのは重々承知ノ助
窓のカーテンを握って渇望に耐えている
禊にボードレールは質屋に入れたのに

 


自由詩 #01(寝落ちするよ・・・) Copyright 田中恭平 2020-03-19 16:54:00
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