醜い方が好き、詩に於いて
田中恭平


なんど正しても
こころはかたむき寄れてしまう
しずかさは充分あって
信仰が足らないせいか
、ゆびの傷を舐めている

頭のなかで
会社はわたしと共に爆発しろ

もうかさかさという音は一切ない
ころなも関係ない

念じると
人面鳥がみえてきた
背には如来がのっている
じぶんに問うてみた
またはじめるのにやめてしまうのか?
つづけるとして中途ハンパなのか?
きょうはよく飯が食べられそうだよ

なんという
醜い詩か
ここまで書いて
やっと好きになったよ
できの悪いのがいいんだ
なあ
仏壇に蜂蜜ヨーグルトを
添えておくれ
おれが
おれが死んだら

時間がおれの味方になったことはない
頭の中から真っ黒黒助を吐き出して
遊んでやる
しゃぼんで 毎日想う
今日夕方死んでも可なり




自由詩 醜い方が好き、詩に於いて Copyright 田中恭平 2020-03-04 17:27:31
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