北海道政府樹立を推める政府首脳
一輪車

ここに一枚のパンフレットがあります。
次期北海道知事選に名をあげた「石川ともひろ」氏の政策小冊子です。
【北海道がめざす4つの理念】と銘打ったパンフレットの冒頭を読んでみましょう。
https://photos.google.com/photo/AF1QipMbnuNHw0KDawYlwBuURUVWNa6DVE0GYqBHD6JO?hl=ja

1.自ら決める北海道政府
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  中央に依存せず、同時に対立でもなく、自らの意思を
  明確に持ちながら、各方面と連携する。そのために、
  道民の想いを集め、しっかり意思決定し、メッセージ
  を発信する北海道政府を樹立する。

維新の議員も同じようなスローガンを持ち出していますが、要するに北海道は日本から独立せよということです。
かんたんにいってますが、一都道府県の国家からの離脱独立というのは日本の国政機構を破壊することだから、刑法の内乱予備罪(国家の秩序を転覆せしめる罪)に該当します。
ですから一般の人たちにとって「北海道政府樹立」という表現は、たんなることば上の比ゆとしか思えないでしょう。しかし、これは比ゆではなく事実として、そういう動きが水面下で推し進められているのです。

そんなもの不可能な夢物語じゃないかというでしょう。でも乾坤一擲(けんこんいってき)の「奥の手」があるのです。その奥の手を、なんと自民党の最高権力者たちが先頭にたって必死で画策しています。
それが、二階自民党幹事長、菅官房長官ら、親中国派が肝いりで成立を急いでいる「アイヌ新法」です。

テレビ新聞ではこの法案の重大性についてはいっさい報道しません。
この法案、ひとことでいうとアイヌ民族を《先住民族》として認め、将来的にはアイヌの《自治権を認める》道を開こうというものです。
こんなことをいうとすぐに次のような疑問が湧いてきます。

ひとつは 自民党がどうしてそんな法案を国民の目に隠れて成立を急ぐのか? 
うそだろ、立憲民主党ならともかく自民がやるはずないだろ? という人がいるかもしれません。
あとで詳しくのべますが、
ひとことだけいっておくと、昨年中国の李克強首相が日本に来日したときのことです。初来日にもかかわらず李克強は東京にはわずか一泊しかしないで北海道に飛び、北海道には二泊して苫小牧港を視察しています。
それにトヨタ自動車社長ら財界首脳と安倍総理が同伴しました。
これは2017年に習近平が「北海道の苫小牧港と釧路港は将来、一帯一路構想の拠点となって繁栄するだろう」と発言したことの延長線上にある動きだろうとおもいます。さらには最近、安倍が所信表明した「一帯一路への協力」という姿勢と結びついているのです。
2017年の習近平主席発言、2018年の李克強首相来日、そして今年2019年の安倍による一帯一路協力発言。さらには十年前からの地道な下敷つくりがこれらの動きが背景にあります。

次に「アイヌ」民族がいまだに存在しているのか? という問題です。
もちろん「アイヌ」民族などもうどこにもいません。
わたしはずいぶん昔、ホームレスを支援する仲間(左翼でも右翼でもない無党派の仲間内の団体です)にいたことがあります。その仕事をやっているなかで偶然、アイヌの人とつながりをもつことがあり話をしました。
北海道から大阪のスラム街に流れきて日雇いをし、最後はホームレスになったアイヌの老人ですが、その人が涙を流しながら語ったところでは、純粋なアイヌ人というべき人たちはもう、どこにもいないということでした。女たちはみな日本人と結婚して日本社会に溶け込んでゆき、アイヌ文化を継承するような純粋な民族のあととりは残せないでアイヌ社会や文化はきれいに解体したとおっしゃっていました。

ひとつの文化が失われるということは哀しいことではありますが、それはアイヌに限らず日本全国で起きていたことです。日本はもともとさまざまな民族が北や南から流入を繰り返してきた列島、諸島です。このような長い歴史のなかで無名の小さな民族文化の衰退が繰り返されてきたのですから、仕方がないといえば仕方がありません。
大事なことはこうやって日本という国政の下にひとつになった国民が豊かで平和な文化社会を築いてゆき、できるだけその時間をのばすことでしょう。

さて、ここでさらに疑問が生じます。
自民党の首脳が「アイヌ新法」で保護しようとしている「アイヌ」とは一体、だれのことなのでしょうか?
驚くべきことに、いま"アイヌ"を自称している人たちのほとんどは沖縄からやってきたプロ活動家たちや部落解放同盟の人たちなのです。
阿部一司(北海道アイヌ協会副理事長)は北朝鮮のチュチェ思想を信奉する思想家ですが、もと創価学会幹部でもあります。その阿部氏のアイヌ協会によれば、在日韓国朝鮮人の人たちでも「帰属意識があればだれでもアイヌになれる」というのです。
そこで日本全国からアイヌの登録に駆け参じているという状況です。

現在、北海道で「アイヌ」と称する人たちのほとんどは在日中韓朝鮮人やプロ活動家たちといわれているのですが、さて、
そのような人たちに自治権を認めればいったいこの国の機能はどうなるのでしょう?
安全保障や食の流通は根底からくつがえされます。
そんなバカなことを日本の政府中枢にいる幹事長、官房長官が国民の目の届かないところで必死になって法的成立をはかろうとしているのです。
こんなことがみなさん信じられますか?^^

でも、これが現実です。       

このシュールな出来事は、さまざまなことを推測させます。しかしそのことにはまだ触れないでおきましょう。
ここに、さらに新たな一枚のパンフレットがあります。
ついこのあいだ県民投票を行った沖縄のデニー知事が「北海道独立」を掲げる石川氏の選挙応援にかけつけるというのです。^^
https://photos.google.com/photo/AF1QipP_Bi6JGwl5r4_M41RzkHcqEWIhboxscgy9U20Y?hl=ja

そして維新の議員が「北海道独立」を言い出しております。維新といえば橋下徹ですが、この人物はつい最近、沖縄の独立をめぐって国民投票をやれと煽った人物です。
国民投票というのは、直接民主主義ですから、一見、間接民主主義より良さそうにみえますが、じつはナチスのヒトラーが常用した手法です。
小泉の「郵政民営化」を思い出してください。あのような国民の盲目的な動き(ポピュリズム)と直接投票が一体になれば国家はナチのように暴走して壊滅します。沖縄のプロ活動家たちがいま北海道に標準を定めぞくぞくと集結し、かつ、自民党の最高幹部たちが安倍首相を棚上げして、有無をいわさずかってに動いている。(政府関係者のあいだではいまの内閣は「菅内閣」だそうです。実質的な権力は菅にあり、安倍はお飾りでしか無いというのが政府の常識だそうです)

ところでここで疑問が生じます。どうして日本解体、分断、消滅を謀る中国共産党の工作員たちであるプロ活動家たちと自民党首脳が手をたずさえて北海道独立を必死で推進しようとしているのか?
─じつは、
これは、裏の世界ではべつに不思議でもなんでもありません。^^ というか、これは政治の世界ではあたりまのことです。このシュールさ、たまりませんね。^^
下手な小説読むよりぞくぞくしませんか? 日本政府は裏で中韓の工作員やプロ活動家と二人三脚のように肩を組み手をたずさえて同じ道を走っているのです。
しかも表の世界では離反するふりをしながら。^^

そんな、絶対にありえないことが、いま起こっています。
ひとことでいうと日本は政治家、官僚、大企業が生き延びるために、こぞって中国の「一帯一路」構想に北海道と沖縄を差し出そうとしているのです。もっというと、もう「国民国家」は世界規模で終焉しているのです。
国家は国民の生活と平和を守ることによってそれら国民を基盤とする権力構造をもっていました。それが終了して、もう政治家も官僚も大企業も国民を守りません。かれらはグローバルな大企業のために奉仕するのです。そしてグローバルな大企業の世界拠点をめぐっていま中国と米のふたつの勢力が競りあっているのです。
それと同時にじつはいわゆる「左翼」がいつのまにか生活者国民主体の政治的な背景からずり落ちていわゆる「反動」に変貌してしまったのです。
おぞましいほど醜い、エゴとウソと欺瞞に満ちた「正義」の人になってしまった。
そのことに本人たちも気づいていないのかもしれない。かれらはいつのまにか世界覇権を狙う中国のグローバル主義の尖兵になっているといえます。
その中国は、日本をもはや「小さな、とるに足らない属国」としてしか意識しておりません。
1993年、オーストラリア首相であったポール・キーティングが訪中した際、首相の李鵬は「日本は取るに足るほどの国ではない。40年後には地上から消えていく国となろう」といったといわれています。(*1)

李克強が昨年日本を訪れて北海道を視察したときの態度も、まるで徳川幕府が地方大名を視察する態度であり、日本の政治家たちはへこへこと媚びへつらうばかりでした。
https://mainichi.jp/articles/20180511/k00/00m/030/135000c
この女性知事はこれでも自民党員なんですがね。^^
https://www.sankei.com/politics/news/180511/plt1805110018-n1.html
トヨタ社長と安倍が必死で中国の首相におべっかを使っている図です。^^

わたしたちの国は三十年後には間違いなく、バラバラに分断され、中国や米国の奇妙な植民地となった下請け国家的存在となっているでしょう。日本人は中国人から奴隷のように扱われていることは間違いないと断言できます。
これ、じつは維新の「大阪都構想」とよく似ている。^^ 大阪市は消滅し、分裂解体され、特別区として大阪府の下につくわけですが、日本も、日本という名を失い、5つほどの道州に分断され、それぞれ中国や米国の支配する奇妙なニューコロニアルとして存続するのかもしれません。
それがグローバリズムの最終的に行きつくところであり、大企業のみが生きのび、国民は大企業の消費財として踏み潰されるのです。



(*1)
「この前、ちょうどAPECを控えて、我が自民党で御承知のようにAPECの問題でアメリカとオーストラリアに行ってもらったんです。そのときに、オーストラリアのキーティング首相がこう言ったんです。中国の李鵬さんと会ったらどう言ったかといいますと、日本とのいろんな話をしたら、いや日本という国は四十年後にはなくなってしまうかもわからぬと、そう言ったというんです。これはうそじゃありません、これはほかの先生みんな行って言っているんですから。それくらい軽視されているわけです、ある意味では。」参議院 (1996年11月8日). “参議院会議録情報 第134回国会 国際問題に関する調査会 第2号” (日本語). 2007年9月4日閲覧。



散文(批評随筆小説等) 北海道政府樹立を推める政府首脳 Copyright 一輪車 2019-03-16 18:45:52
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