しんげつ、しんげつ、
秋葉竹


はるかぜの
はるか野山に吹くときの
おなじチカラでビル風は吹く

笑う声
じっとして聴く月を見て
ウサギの声ってブタ猫のよう?

ゆうれいの
フリをしている月を見る
指さし、しんげつ、しんげつ、と笑う


知っている
ほんとの想いが届かない
あたりまえでも、でも悔しくて


深夜酔い
憧れたひとの正しさが
完成されていると思えた




死ねないね?
たったひとつの嘘だいて
情け無いけど泣いている獅子



どうせなら
騙されたひとの正しさを
あたしのビンタで知らせてあげるわ



バカみたい
そんな目をしてすがっても
すがらなくてもいいよ、好きだし


つみを知り
罰してやろうと目を見たら
死にたがってる子のようなウソ

魔法とか
綺麗な時間の使い方
だけをおしえてくれたらいいです




銀色の
濃く刺すような星々の
光の速さで伝われよ、愛


いちにちで
街の景色のすべてから
天使と呼ばれる虫が消えた日










短歌 しんげつ、しんげつ、 Copyright 秋葉竹 2019-03-16 16:10:31
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