詩学/詩の在り処(ありか)1
足立らどみ

詩とは何かの答えがどうにか出るたびに
間違っていたのではないかと思考停止して
それはそれは本当に美しく散っていった、
遺された答えを
受取る未来にとっては
死屍累々の
惨めな繰り返しの中で

たどり着いたのが詩とは何かの問題提起の前に
詩はどこにあるのかという世界だった

詩とは何かの大問題は大きすぎるから
周辺情報を集めることから始めよう(いかにもだ

昔は今より一つの肉塊だった
写経をした人間で経典は自分の作品と思うことなく
深いところにたどり着けていけたのだから

**

試作品、コピペしたら誰の物?

商業主義というか、
世界の超大国の中華人民共和国は気にしていない

***

文字そのものには詩の在り処ではない
文字通り、字面の体裁を整えても、詩の在り処とならない
言葉選びのセンスやライムやリズムや形式は詩の在り処ではない

明治以前の日本人には分かっていたんだ
アイラブユーという
露骨の言葉は無かった

代わりに
今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね
(漫画のタイトル)

****
以下、これは否定したい!6 より、コピペ

527]らどみ[2019 02/18 01:23]
ネット詩の批判は、せいぜい作文の添削にしかならないので、否定します。

詩は、当たり前だけど、表記された言葉じりには存在しないのが理由です。
もちろん、感想やアドバイスやいいね!など、返し技は、無限にあるけど、
がっぷり組んで批判しても価値に反しています。

このへんは、私の友人の幾人かのネット詩人さんも、理解してもらいたい。
作文もまともに書けない私なんかには必要かもしれませんがその程度です。

言葉じりや文法を捉えて指摘することは良い文章に仕上がるかもしれないけど、
メッセージがかえって没個性になって見えなくなるから批判は反価値なのです。

では、なぜ、ネット詩の批判に対して、そこまで、否定するか、私の考えは、

西洋の著作権〈 日本の本歌取り

なので、「本道をそれると集団リンチがはじまつたり中傷がはじまる」からです。

元々、文字を使う日本の文芸には、個の確立した上での著作権という概念・権利は、
曖昧でしたというか、なかったです。

日本の大衆文化は、本歌取りの繰り返しで、今風に言えば、リスペクトとオマージュの
気持ちがあれば、感覚的で十分で、コミケも二次創作も普通に共通理解のある国です。

そんな中で学術論文ではなくて、ネット詩の人たちが、
学生時代に学んだ少し足らずの西洋の考えで詩を批判するのは、
する方も、特に受ける方も理論と実践がちぐはぐだから、うまくいかない。
その西洋理論と、日本の詩作の実践のちぐはぐが、ストレスになって、
特に勉強不足の若い人たちにとつては、才能を阻害してしまうと思います。
結果、例えば、真面目に書いているのに、このログに人格攻撃が始まるとか。
うんざり

日本には昔からの日本の本歌取りOK、リスペクトとオマージュだらけの神秘なりお笑いなりが入り込んだベクトルもあつたりなかつたりの今風の黒魔術と白魔術と先占術とその他が入り混じった大衆現代詩がそろそろ根付いていいころだと思います。

そうすれば、先行している漫画やラノベに素材提供できるわけだし、もちろん、
けど適当な詩みたいな詩もどき、詩のような詩もどきでは、全然、違うのですけど。

そこは、申し訳ないけど。


*****
ここでいうネット詩とはまあちゃんのネット詩ですね。
詩人として活躍している人の作品?は含みません。





自由詩 詩学/詩の在り処(ありか)1 Copyright 足立らどみ 2019-03-16 10:03:13
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