ぱーちゃん

窓の外
駐車場に僕がいた
目を細めると
あのおっさん
僕は静かにふるえた
思い返せば10年前
今宵の月を躰一杯に浴びていた
あれからずっと心臓は同じ場所を叩いてる
15年前 蛇池で確かに遊んでた
僕達に自転車に乗って会いに行ってみよう
過去さえもイメージにすぎないことが分かるだろう
過去を引きずることができたら
未来を引きずることができたら
過去を生きることができたら
未来を生きることができたら
今が僕の首を独り占めして
優しく優しく締め上げる
いっそ真っ黒な廃人になれたらいいのに
今と同じ顔をして
リニューアルオープンの
ファミレスに向かうだろう僕は
今に根深く生えている一本の木のようだ


自由詩Copyright ぱーちゃん 2019-02-14 07:40:47
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