来たる日に
ひだかたけし

ただあるがまま
ありのままに
この不安定を
巧みに乗りこなし
絶対未知の際へと至る

(薄明の稲妻と雷鳴は
常に不断にこのあばら家を襲い)

日一日を乗り越え乗り越え
見も知らぬ神の顔を予感して
ばらばらになりなから微笑んで

来たる日に、来たる日に

(意識は白く保たれ
日常から遥か飛び跳ね)

ただあるがまま
ありのままに
この不安定を
巧みに乗りこなし
絶対未知の際へと至る
















自由詩 来たる日に Copyright ひだかたけし 2019-02-11 20:02:24縦
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