青い鳥
言狐

普段は抱えている怒りは、誰かの悲しみに乗っかって、
厭な思い出だけが染み込んだ
夏の生ぬるい風が吹き抜ける校舎で爆発する。
その被害者の数は、誰かのつぶやきの拡散数となって承認欲求に変わる。

僕は今、僕の言葉を吐いている、と僕は思っている。


自由詩 青い鳥 Copyright 言狐 2019-02-04 23:05:58
notebook Home 戻る  過去 未来