よいこのにっき
tidepool
腕時計をつけたまま眠る
決まった時間にお腹が減るように
またぼくは金色のボタンを握りしめて
祈るように 悪い子
沈むように
きゅるりきゅるり
ぽぽぽ
ぽ
。
。
。
。
pp p 圏外 p
目 を
開 け ると 青 ゆ
れ る 赤白 黄
色
黒 にじ む
(ああ きみたちはあの子が見た夢の)
しんぞうのかべがひとつこわれて
ぼくはみずでいっぱいになった
17年かけて集めた電波はニューロンをかけめぐり
ああ きっと焼き尽くすつもりなんだ
ぼくの屈筋は伸筋になる
(とても興味深い生物だ。どんな名前をつけよう。)
ぼくの中の小さな円盤たちが
自由になったと喜んでいる
若い果実のようなくるぶしは
ぼくたちには刺激が強すぎたみたいだ
そうだ 名前はたしか、
pp p
10/8(月)
きれいな魚がたくさんいた
自由詩
よいこのにっき
Copyright
tidepool
2019-01-30 17:15:38