ありがとう
水宮うみ

僕の言葉にはいつだって、君が潜り込んでいる。
君だけじゃない。今まで出会った人たちの思いが含まれている。
たくさんの人の、たくさんの気持ちが混ざり合うことで、僕は言葉を書けている。
複数の楽器の音が重なって曲になるように、
複数の心が重なって、一つの詩ができる。
もしその詩が、誰かを笑顔にできたなら、
それは、僕一人の力じゃない。
僕に言葉を向けてくれた、気持ちを向けてくれた人たちのおかげ。
だから、ありがとう。
僕は最近、自分の書く詩が好きになってきたのです。


散文(批評随筆小説等) ありがとう Copyright 水宮うみ 2019-01-20 07:47:37
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