気泡
赤椿
冷えたソーダの中の気泡を眺めながら
本日の出来事を 頭の中でリピートする
君の声が 柔らかく響いて
淡い気持ちが 気泡とともに消えていく
泣きそうな気持ちには 知らないふりを
触れることができぬ手を
欲しいと思いたくはないのに
あと何回 人を好きになれば
死ぬことが 出来ますか
自由詩
気泡
Copyright
赤椿
2018-12-12 23:59:30