予感
ミナト 螢

離れていくこと怖くはないよ
少しだけ嘘をつくのが
自分に掛ける最後の魔法だ

気付いてるでしょう同じ気持ちを
伝え切れなくて隠れた星のように
輝いてないと見てくれないのね

側にいるよりも遠い銀河で
落とした涙を合流させる

肉体を超えて魂の声に
いつか二人で乗れたら良いのに

あなたの猫背が綺麗に治って
今どんな空を見ているのですか


自由詩 予感 Copyright ミナト 螢 2018-11-20 17:22:14
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