わたしは泣くのだ
真宵

さみしいとき、わたしは鳴くようにしている。ヤン!ヤンッ!これはわたしのさみしい時の鳴き声。目をつぶって真っ暗、大きくて薄いブランケットの中、息苦しくなって、寝るんだ!と、目を閉じる。部屋の明かりはつけたまま。ふわふわ体から体が抜け出してデジャブより鮮明にわたしはいつもの病院で血圧を測る機械の穴に手を突っ込んで、やん!やん!やん!やん!やん!やん!やん!やん!って。そしたら、どうしたのって、看護師さんが今はいないわたしのおばあちゃんで、やさしそうにわたしを見てくれた。健やかな息。わたし、眠ってるんだ。夢見てるんだ。ふわふわして、このまんまずっと眠ってるんだ。で、わたしは泣くのだ。


自由詩 わたしは泣くのだ Copyright 真宵 2018-11-11 08:32:39
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