大事なものはいつだって
渡邉 由于

都会の夜の闇の深さで隠した泪

心を求め傷つけ合うことで愛を確かめた

誰しもが若く、誰しもが未完だった

その稚さは想い出の中でいつも美しく 


誰かが自分の為に叫びながら泣いた

セピア色の記憶が私を暖めてている

心の底の傷に時間を流してくれる

きっと心の澱を砂に変えてくれる


だからこそきっと人は前に進める

もう一度心から誰かを愛したいから

例えまた深く傷つくことになっても

微笑みながら赦す力を携えたのだから


大事なのはどんな時も心だと

欲しかったものはいつだってそこにある

生きるのはもう二度と喪わぬために

愛するのはまたそれを感じるために


自由詩 大事なものはいつだって Copyright 渡邉 由于 2018-11-11 00:39:55
notebook Home