不変の心
卯月とわ子

今、一度だけ
あなたにサヨナラを言う
そして深く眠りにつくの

あなたは淋しそうに
でも優しく笑って
わたしにサヨナラを返してくれた

どうせまた会えるのだから
お別れの時間は短くていい

もう一度
体と心を手に入れたら
真っ先にあなたの元へ走るわ
あなたが目を覚ますのは
わたしよりも後だろうから

あなたの瞼が震えて目を開く時
一番最初に見るものがわたしであって欲しい
その為に
わたしはあなたの元へ走るわ

たとえ
空の色が変わっても
海の中に沈んでも
わたしはわたしで
あなたはあなたで
二人の心を染めた想いは変わらない

いくつ歳を取っても
姿形が変わっても
この想いは変わらない


自由詩 不変の心 Copyright 卯月とわ子 2018-11-10 05:05:26
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