神無月
あおいみつる

言葉が見当たりません
気分も沈みっぱなしで
なにを綴ったら良いか

ただもう独りでいたい
さみしいし
変わり者になってしまいますが
そう決めました
ここまで生きてきたのだから
あとはゆっくりさせてもらいます

朝起きたらコーヒーと甘いもの
隠居ですね
それも許される環境にあるし
のんびりゆったり歩きます
そう決めたのです

できるだけストレスを避け
秋の落ち葉を踏みしめながら歩き
考えては空を見上げる
競うことはできるだけ避け
やりたいことしかやりませんよ
それだけ苦労もしているし
社会もそれを認めてくれる年齢ですし
これこそ今はやりの極上の孤独かな

本棚にはいくらか本が並び
近くには安いスーパーもある
無理は禁物です
体を壊したら元も子もない
それでも雨のち曇り雪も降る
それは仕方がないね
俺の道は俺が決める
俺のペースで歩いてゆくよ
誰にも気を使わないで
そんな覚悟ができましたよ

あとは自然にまかせるだけ
これから寒い冬も来るしね
神様とのお話も弾みますし
そんな気分なのです


自由詩 神無月 Copyright あおいみつる 2018-10-21 18:46:55縦
notebook Home 戻る  過去 未来