案山子 Ⅱ
空丸ゆらぎ・続

日当たりのいい無人駅で
時計が壁で こそこそと


 案山子の願い

やりたい
人工知能が欲しい 
心は要らない。
店を持ちたい
ガキは嫌いだ


空の下に小さく顔が見える
顔だと思う 半分しか見えないが 顔だと思う

それは何か
まあいいか
人生にはこの二行が要る


前後左右にとって 
僕は頼りない


乳房が朝を迎え 
転職した案山子


自由詩 案山子 Ⅱ Copyright 空丸ゆらぎ・続 2018-10-14 09:31:12縦
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