金木犀
孤蓬

根方に堆積した粒が

午后の日色に照り映え

條々えだえだにも

乾いた代赭たいしやが縮れ氣味に群れてゐる




皆 生命を失つた形骸




かれらの眞面目ほんたう

鼻腔に充溢せしむるに




わたくしたちは更に一歳を重ねゝばならぬ



自由詩 金木犀 Copyright 孤蓬 2018-10-13 20:41:24縦
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