あおはるのせいさ
秋葉竹
なにひとつ
持たないことが自由だと
ロッククイーンのほざきしあおはる
「なにひとつ
持たないことが自由」と「ロック」を
信じていたのはむかしの彼です
暮らしても
いろいろ線引きゃ、ストレスたまるし
夢に酔っても、歌うは悲恋か
ひとつだけ
かわせなかったキスがあり
あなたの気持ちへ届けと願う詩
本心を
みられちゃったらダメなのかな
そうだよ、バレたら、嫌われるはず
ほほえみを
忘れていたのは出逢うまえ
ここまで好きにさせられるまえ
あおはるに
痛々しくもおじけづき
たましい切り、血を、すすって、泣いてた
短歌
あおはるのせいさ
Copyright
秋葉竹
2018-10-12 22:35:25