八年間
田中恭平

八年間
まいにち詩を書いてきました
ついに詩に
飽きるかと思うと
そのことを書こうと
筆をとっている
不精な?
誠実な?
わたくしです

八年前
夢に黄金詩編をみました
きらりと
輝いている
詩の束です
その日の朝に
インターネットで
はじめて
詩というものを
真剣読みました
仕事や
剃りのこしのある顎のことを忘れ

八年間
詩を書いては
部屋の隅に収めてゆきました
それは黄金ではないけれど
今では堂々とした佇まい
いま わたくしは詩の呪いをおもいます
いま わたくしは詩に愛憎をおもいます

この世は地獄であってかまわない
もっとよいところがあると
ポエジー、詩情がさとしてくれたから
そして本日は
サンドウィッチをほおばりながら
こんな詩だって書いた

 


自由詩 八年間 Copyright 田中恭平 2018-10-12 12:27:30縦
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