未完のままに未熟のままに
こたきひろし

何でだよなぜ詠むんだよ歌なんてみそひともじが空から降って

そのうちに天使の羽根にゲロ吐いて記憶なくして汚物になって

もう二度とあんたなんかとしないから背中向けられ埋まらぬ溝が

左側頬を切られた過去がある残る傷痕何ものこらず

仕方ない方法がない諦めるあっさり挟む選択バサミ

食べ残し飲み残しのはしたくない金に恨みが尽きない訳で


短歌 未完のままに未熟のままに Copyright こたきひろし 2018-10-07 07:15:37
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