幾度もなぞるは君の
赤椿
君から貰った
好き
という言葉を
幾度もなぞって 心を削る
上書きされない その言葉は
いつか忘れることができるでしょうか
遠い昔に置いてきた
淡い春の記憶のように
狂ってしまう前に
早く君を 無くしたい
自由詩
幾度もなぞるは君の
Copyright
赤椿
2018-09-12 23:44:35
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