自称詩人が建物の下敷きになる日
花形新次

そんな日が来ることを
心の底から願っている

もし挟まれているところを
見つけたら
一目散に駆け寄って

「今なら良い自称詩が
出来るかも知れないぞ
ほれ、何か呟いてみ」

と優しく語りかけたい

やっぱりつまらなかったら
金龍飛の父みたいに
石で頭をカチ割ってあげる


自由詩 自称詩人が建物の下敷きになる日 Copyright 花形新次 2018-09-06 20:31:19
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