ジャズとロック
みっちー

ジャズとロックに整合性があったとしても
水と油でとけあわない
いくらショパンやセロニアス・モンクを聴いても
ジャズやロックを理解したことにはならない
日々繰り返される残響への讃歌
これぞ!ロックだ
どこかのクラブでシャンパンコールが響くとき
そのどこかで上原ひろみのピアノが走り続けていた
計算づくじゃジャズもロックもジ・エンド
次の人形を期待するマトリョーシカ
ツタヤでアルバムを千円つかったら
百円のスナックが買えなかった
シュールリアリズムってこのことだ
頭に耳ダコができたデビッド・ボウイの歌
中性的な顔だちが女性たちの
かぎりなくあふれる欲望をそえる


自由詩 ジャズとロック Copyright みっちー 2018-08-20 15:14:29
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