あれやこれや 小品整理
空丸ゆらぎ・続

これは再整理なのでポイント等はいりません。



  この人生のタイトルについて

例えば、「飲んだくれの溝掃除」。
大酒のみだったことは分かる。溝掃除はよくわからない。
例えば、「埃を被った掃除機」。(掃除ばかりだ。)
自分がすべきことを結局しなかった人生だった、ということだろうか。
あるいは、役割、能力を発揮できなかった、ということだろうか。
「曇り空の下」「投函できなかった手紙」「そこそこ」「私の中の幻想」「終わりは終わり」
「小舟」「ミッションA」「夜明けの高速道路」「腹八分の網目模様」「素数のトウモロコシ」
「無題」
「世間体は幻想だ 逃げ込む場所はそこではない
あの時代ではなく この時代に生まれ 準備はできているか」・・・・等々

  「取扱説明書」

それで結局一番取扱に困るのは自分自身であって、
「取扱説明書」が書けない。せいぜい、長さと重さぐらいだ。
あと、付け加えるのなら、
日々充電が必要であり 1日16時間ぐらいがオンタイム。
修理するためには健康保険証が必要なことぐらいだろうか。
最も重要な使用目的が分からない。
それさえはっきりすれば、お役にたてると思うのですが。

  立ち読み

「首をかしげる猫」よりも、やっぱり、「心細くなった神」の方を読みたい。
「再生」は、「蘇り」よりも積極的だ。 と、思いつつ、
「捨てた作品は拾うな」を手にはとったが、買うほどでもない。
「自分を変えるな!社会を変えろ!」の横にあった「誰が社会を変えるのか?」に、目は集中したが・・・、
結局、「自分とは何か?」に心は向かいつつ、
気付くと、「5分で3万円」を熟読していた。

  休日に降る雨と雨の降る休日

休日に降る雨は せっかくの休みなのに なんかもったいない気がするが
雨の降る休日は 一日ソファーに寝転んで なんか得した気分だ
「土足厳禁」と心に貼った
ビール片手に 雨音をつまむ
通り過ぎたものを 横目に見ながら

  物語は始まらない

ふらふら飛んできた紙飛行機がシャボン玉と衝突し 散髪屋の青白赤のくるくるが螺旋を昇り続け 銭湯の煙突に三日月が座り 川辺のベンチで忘れられた携帯電話がなっている
物語は始まらない

  そよ風を折りたたんで

「砂浜に抜ける路地」を一つ拾ってきて、波の音を額縁に飾る。愛という言葉で何を隠したいのか。行間には関係性だけがあって鞄には入らない。みんな事情を抱えていて、「普通」の人はいない。憎しみの反対語が「猫のまばたき」ならなんといいことか。

  詩の周辺で遊ぶ

――という詩について、というかエッセイについてというか、ショート・ショートについてというか、掌小説についてというか、子どもの作文というか、落書というか、はたまた予言か、それともCMコピーか、住職の独り言か、窓の外を斜めに横切る大雨か、その後の虹か、それとも、最終的方程式か、もうなにがなんだかよくわからない、

   ○
 
顔の半分が目。猫の話はまたにしよう。
衝動と理性の極限の対立。恋の話もまたにしよう。
日々選択。偶然という海で、私が動いているのか、世界が動いているのか、人生の話も今日はやめよう。
椅子に座っている詩人の話も、詩の話も当分いいや。
空が青い。その話もまたにしよう。


自由詩 あれやこれや 小品整理 Copyright 空丸ゆらぎ・続 2018-08-12 17:29:33縦
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