こたきひろし

そう言えば
小学生の時給食費を持っていけなくて
担任の女の先生にクラスメートの前でズポンとパンツを脱がされて
尻を剥き出しにされた事がある
何十年たってもそれが脳裏にこびりついて離れない

眼鏡をかけた顔はヒステリーを起こして歪んで見えた
あの先生にはちゃんと天罰が下って地獄に落ちただろうか
今なら大変な問題になるがあの頃は普通で俺はどうするすべもなく泣き寝入りをして諦めた

記憶の倉庫にかける鍵はなくて
入り口のドアは風に吹かれると開いたり閉まったりしてしまうから
未だにその記憶は痛みが有って血が吹き出したりするから
何とも辛くて厄介だ

いずれ俺だって死なない訳にはいかないから
その時は地獄の方角にもお邪魔して
あの先生の高い鼻に煮え湯でも
かけてやりたいものだ


自由詩Copyright こたきひろし 2018-08-11 23:45:18
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