大人の一日
はだいろ

今日は有給で、
妻と娘は実家に遊びに行ったので、
自由といえば不自由な自由、
いつも通りのパターン。


新宿で、「雨に唄えば」を見る。
「午前十時の映画祭」は、なぜか、今年から、
大人が1000円から、1100円に値上がりした。
その説明は、どこにもない。
僕は、憤慨している。
値上げに対してではない、値上げについて、
何の説明もないことに対して。
それは、大人のすることではない。

そう言えば、
NHKも報道ステーションも、政権に首根っこを押さえられているって、
本当だろうか。
どうして、政権も、きちんと批判するメディアをむしろ全力で守ることが、
健全な政治であると思わないのだろうか。
それは、大人のすることではない。


僕はどうしても風俗遊びをやめられず、
だけど、4月から、一度も遊んではいなかった。
なのに、とうとう、今日は渋谷に行ってしまった。
ああ、たいした満足もないのに・・・
これは、大人のすることだろうか。


それから、恵比寿に行って、
ベルイマンの映画を2本見た。
1本目は難解だったが、2本目は凄まじかった。
病気で、障害者の娘のことを、
「死ねばいいのに」って言い放つ、イングリッドバーグマンが衝撃。
くれぐれも、誤解のないように、これは、人間の言葉である、
(政治家のコトバなんかじゃない)
ぜひ、見に行って欲しい。
大人の映画である。







自由詩 大人の一日 Copyright はだいろ 2018-08-01 22:53:20
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