自己嫌悪に陥る前に見つめ直して、笑ってみるべき事。 鏡の前のジブンへ
よーかん
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男性にもタバコが嫌いなヒトが増えている不思議な日本になっている。日本人の精神疾患の30パーセンとくらいは、薬物投与よりも、タバコのニコチンによるセロトニンコントロールのほうが、ずっと健康的だと信じている。ワタシはヘビースモーカーだ。男性の喫煙率が85%くらいだった時代の面影をひきづっている、平成の世になじんでいる正しい人生を生きているヒト達にはとても迷惑なオトコである。
タバコを憎むヒトまでいるという異常事態だ。共通認識がメディア主導で創られる日本では、すでに、意識高い系な人間さえも、正しいコトバしか使わないお行儀を身に着けてしまった。そんな明らかに悲しい事実にも気づかない大人達。良心を他人の意見にゆだねる正しい意見の正しい人達。そんな人達が、この日本を支えていてくれているのだが。ああ、ありがたいことでした。ほんとに。
数字はウソはつかないが、数字はウソに利用される。
タバコを吸う姿ひとつで、そのオトコの全てが分かるなんて言っても、タバコ嫌いな方々にはわからないだろうと想像する。絵画の世界でタバコが題材の絵はちょっと今は思いつかないけど、映画の小道具としては、タバコは今も活躍している。最近、めだったのは、過去の少年に対するセクハラと淫行強要で、ハリウッドから干された、ケビン・スペーシーの怪演がすばらしかったハウス・オブ・カード。あのタバコの使い方は秀逸だった。
創作中のアーティストの姿にはタバコが付き物だ。
二十世紀のアメリカの巨匠ジャクソン・ポーラックの写真からタバコを消そうとした、ポーラック切手事件。覚えていないヒトのほうが多そうだ。その意識の身勝手さ、貧素な道徳主義に、強烈な嫌悪感を覚えたヒト達は、絶対記憶から消していないだろうとねがいたい。そうであってほしい。
ジョンもヨーコもキャメルの両切りを吸っていた。
チェ・ゲバラは葉巻だし。三島もタバコ。
川端もタバコ。ヘミング・ウェイもたばこ。
オードリーもタバコ。ピカソもタバコ。
もっと書こうか。
吸ってなかった、アーティストあげてみてよ。
オイラは知っているけどさ。
学生まで絵描きになりたくて必死に受験までして失敗したあのヒト。アドルフは、嫌煙家で、ベジタリアンで、少女偏愛者だった。アナタ達は正しい社会を信じすぎだ。
アホか、君ら。
ちっとは、冷静に、
ジブンの本性をみつめろや。
自由詩
自己嫌悪に陥る前に見つめ直して、笑ってみるべき事。 鏡の前のジブンへ
Copyright
よーかん
2018-07-30 20:53:13