ワルツOp.69-2
ペペロ

ショパンのワルツOp.69-2

爪で顔をかいた

持っていたビンを落とした

押し黙ったまま遊園地

よちよち歩きの子供を見つめる

わたしを呼ぶ声がする

コントロールできないことを

コントロールしようとしていた

それをおたがい我慢したのだ

明日を見つめるために我慢したのだ


自由になった

鼻がじんとした

涙がでてきた

笑顔はつくれた


ショパンのワルツOp.69-2

爪で顔をかいた

持っていたビンを落とした

押し黙ったまま遊園地

よちよち歩きの子供を見つめる

わたしを呼ぶ声がする

コントロールできないことを

コントロールしようとしていた

それをおたがい我慢したのだ

明日を見つめるために我慢したのだ




自由詩 ワルツOp.69-2 Copyright ペペロ 2018-07-15 12:39:50
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