蓮華草
春日線香

たまに夢に出てくる居酒屋があって、さっきもそこに行ってきたところ。大勢の手品師が町外れのソーラーパネル建設について話す中、自分はうつむきながら卓子を拭いている。あそこには昔からきれいな花畑があって、うちらの仲間もたくさん眠っているんだよ、と古株らしき人物が言うのを、ほかの人々は神妙に聞いている。全員が白い蓮華草を手にしている。


自由詩 蓮華草 Copyright 春日線香 2018-07-06 07:02:40
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