ミナト 螢

散らばりやすい心を束ねて
ただ一点を見つめる強さを
時間の経過と共に生きるよ

名前を与えられると変わらない
星座のように輝くためには
指先で振るタクトを動かして
カレンダーをめくる技を磨く

365日の歩みが
流した汗の量よりも確かな
自信をつけてくれるから行ける

鼓動を感じるだけで幸せな
シャワーを浴びてベッドに潜りたい

眠りに就いたら目を覚まさずに
朝になれば湧き上がる感情が
少しの涙を温めるための
新しい力を蓄えている

ためらうこともなく飛ぶ風船の
紐を握ったのは小さな私
背伸びをしても届かなくなった
あの空に告げる夢を信じて


自由詩Copyright ミナト 螢 2018-06-14 16:31:44
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