麻痺
宵闇

積み上げている間も
崩れ落ちる瞬間も
笑顔でいられたらいいのに

崩さないように
壊さないように
昂ぶり震えながら
ひとつ
またひとつ

崩壊の予鈴は
出会った瞬間から聞こえていたの
聞こえないふりを続けて
最後は誰が悪者になるの?

崩れ落ちてゆくその
スローモーションの向こうから
震えわななくわたしの指を
わたしが見つめてくる

傷つけあわないように最後は二人で…

いつか再び
積み上げ始める日には
忘れられていられるように


自由詩 麻痺 Copyright 宵闇 2018-06-14 00:27:34
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