(6/13新宿LOFTのちかくで書いた即興詩)
ねむのき



三月
包装紙はやぶられ
わたしは水滴になった
ひとつの

それは
流木のなかで
暮らす人たちに聞いた話
あるいはいま、
あなたのめのまえで
銃撃に倒れた、
少年の過去のような

三月
風のなかで
ハンガーに吊るされたわたしたち
公園の
おおきな樫の木のうえで
磔にされたように動かない雲




自由詩 (6/13新宿LOFTのちかくで書いた即興詩) Copyright ねむのき 2018-06-13 15:28:26
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