亡 題 (x)  
信天翁

   待ちに待った 水無月の
    風と光を 浴びるとき
  独り暮しの 翁はつぶやく

我が前半生は 偶然のすがたで
我が後半生は 必然のかたちで

虚無僧すがたに なっていると


自由詩 亡 題 (x)   Copyright 信天翁 2018-06-09 15:47:20
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