日常
こたきひろし

空から何も降らない日が数日続いて 日中には
かわりに太陽の光と熱が 舗装された地面に照り返していた 
風のない辺りの空気は温度が上昇していて 私の体の表面に張りつめている皮膚の毛穴からは汗が吹き出てくる それは体温を調節して身を守る機能 特別に意識はしていないけれど 人間はそうやって生命を維持している
肉と内蔵 二つには細い管を通して血液が循環されている 絶え間なく生きている間は 送られている栄養
体を支える人骨
それらのすべての機能は脳から送られる信号に支配されているらしい

運転していた車を走っていた道から外してコンビニの駐車場に入れた
店舗の正面の場所に前進の状態で車を停めた 運転席と助手席の開けておいた窓を自動機能で閉めた
エアコンを冷房にするほどでもなかった
エンジンを切る シートベルトをはずした
それから車から降りた 歩いてコンビニの中に入る
助手席にいた彼女も同様に

二人は店内を見て回り そして彼女がサンドイッチと飲み物を選んだから 私も同じにした
会計は彼女がした

何も起こらない 何も変わらない
ほんの日常のひとこまに過ぎなかった

詩には何ら興味を示さない彼女と
詩を必要とする私
その差が何の影響をもたらさないとは
けして
言いきれはしないけれど


自由詩 日常 Copyright こたきひろし 2018-05-17 05:31:55
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