水族の友達2
カズくん

そのおさかなは
いつも目だけ
笑っている
くちはぱくぱく
とんがらせたり
ぶくぶく空気を
吐いてみたり

ときどき唇を
への字にしたりするけど
いつも目はぱっちりまあるくて
少し上目遣いに
僕の方を見て
いつも目尻が笑ってる

何かいたずらを
たくらんでいるような
今にも何か
やらかしそうな
僕を喜ばせる予感に
あふれた目元で
いつも笑って僕の方をみている

水族館で知り合った
おさかなと
ともだちになった
家に帰るとき
ついてきた
空気の中でも
ぱくぱく
してる

蒼くて
透明なウロコは
瑞々しくひかり
ゆっくりと
泳ぎながら太陽の光を
ななつの色に反射する
まつげの生えた
ぱっちり
まっくろな瞳は
ゆったり楽しげに
僕の方を眺めてる


自由詩 水族の友達2 Copyright カズくん 2018-05-16 06:55:19縦
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