欠 題 その一
信天翁

    バルコニーの 天井が
 五月雨で 滝音をたてている
       幼き 三次元を 
    想起させるように と
    そぅだ 日照りのため
 生れ故郷も すなおになって
 雨を 吸い込んでいるだろう
それが 雨天の思いやりだから








自由詩 欠 題 その一 Copyright 信天翁 2018-05-13 15:49:21縦
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