共鳴
じおんぐ

名無し指で水星をまわす
お金が増えるおまじない

地面に両足を立てて
アリゾナの方角を向いた

私の心は雲に覆われ
ただ水に浮いた

横倒しになったまま
季節が存在するのかも

はるか昔に忘れ去られて






自由詩 共鳴 Copyright じおんぐ 2018-05-04 22:55:15
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