この夜のことを
シホ.N



この
夜のことを
話そう


相次ぐ偶然は
あるいは必然だった

世界はエラーに
満ちていた

生死はつねに
曖昧だった


イメージの流れに
追いたてられる

末期的な夢幻の中に
まぎれこむ

生きてることの
根もとが揺らぐ


僕はこの夜
どこで
失敗したのだろう



自由詩 この夜のことを Copyright シホ.N 2018-04-24 17:13:40縦
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