女の走り書き
藤沢






くそみたいな歌に共感して
歌詞を3回繰り返したよ
電車の中だけど他人しかいないし
つまんない顔してもばれないどころか

悪いとこばっか引っかかって
余計に落ち込みベッドに沈む

こういうことに弱くなりたい
あと一つだけボタンを押したい

感性ははんぶんこしないで
私は知らないでいい
あなたも知らないで

少しずつ食われて行くよ何もかも

ださいポップが気持ちいいね
君の声はよく通る町の隅から隅まで
あっさり味のあれ食べたいね
伝わらないように言ってる分かって分かって
僕らを壊すのは僕の夢だ叶えてくれないか
爆弾を抱えたい

雨の匂いが染み付いた髪の毛を揺らして
ぬるい世界に包まれて心地いいなんてださい

夜はもっと特別だった

未だに収まるの事ない、酔い、余韻
言葉とか 仕草に期待して見てる私 シカトすんだ
最終電車が行っちゃうから
その前に挨拶くらいはしなきゃね
大事なことも特別なことも言えないままで
行っちゃうのはなんかずるいね
ハンドメイドのお守り

嫉妬 叱咤

白線の内側の内側の内側から 人混みまで

今の自分に対する不満とか
将来に対する不安とか
ありきたりで誰もが考えることを考える
生産性もない

週休2日の安定より
わざと君とシフト合わすバイトのが楽しい

ネクタイ緩めてないで私の一言くらいに耳を貸して
適当なこと正しいみたいに意味ないしもう黙ってて
人生の罠なんてどこにあるか分からないよね
明日バイバイだったらそうじゃんだってそう

毎日映画、新しいのと古いのひとつづつ観る生活


自由詩 女の走り書き Copyright 藤沢 2018-04-24 16:26:52
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