春の別れ
腰国改修

教えてほしい
弓がしならない理由を
別れてほしい
その眼差しから溢れて
真っ白なその場所からは
私たち二人の足跡
発掘された息遣いと
朝の張りつめた稽古の日々
善き人であれと
悩みながら矢をつがう
真実など何一つ知らずに
ただただ君と
一緒にいたかった


自由詩 春の別れ Copyright 腰国改修 2018-04-09 21:58:21縦
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