チョコレート
腰国改修

ごみ置き場の前で黒猫が
めし屋をじっと見つめていた
まだ朝の6時
目があったけれど
すぐに知らん顔をした
僕に興味があるんだ
挨拶がわりに
チョコレートの欠片を投げた
さっと近づいて食べてしまった
そのあともじっと見ていた
僕は時間が来たので車を呼んだ
窓から振り返ると
猫のいた場所に背の高い女性がいた


自由詩 チョコレート Copyright 腰国改修 2018-04-07 08:08:14
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