祈った
間村長

旗が凍り付くたびに子供が死ぬ
彷徨するたびに歯が痛んで
何時サイになってしまかに不安で
しょうがなかった
毛がなくなり子供どころではなかった
洗い物を忘れて彷徨して居ると
夫人二人が世間話をしている
怒りで毛が無くなる事は
馬糞が寒くても毛がフサフサして来る幻想の様な物
幸いサイにはならずには棲んでも
旗は凍り付いたまま
子供は死んだまま
背後霊に脅かされ
猥褻な記事だけでも毛が無くなる恐怖に
私は自分の誕生日に伊勢神宮を訪れて
ひたすら祈った(リカちゃんは美しい秋だ)
(杖はサイには使えない。卑怯な先生だけが使える)


自由詩 祈った Copyright 間村長 2018-03-28 18:43:09
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