生きる希望は死
愛燦
人身事故
線路に人が飛び込んだ
電車が遅れる
文句を垂れる人々
わざわざこんな所で死ななくともと
でも違うんだ、それは違うんだ
ここで死のうなんて、きっと思っちゃいなかったんだ
ただ、この一歩が踏み出せたら
楽になると、ふとその瞬間に、
気づいてしまっただけなのだ
勇敢なる一歩
いつでもどこでも
死ねること
それがこの世界を生きる最後の希望だ
自由詩
生きる希望は死
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愛燦
2018-03-27 22:41:43