失 題 (七)
信天翁
独り暮しで 卒寿を越して
初めて気づいた ことがある
馬鹿げた 無駄話でもいいから
時には交わして みたいものだ と
ひたいの横皺が せせらぎをつくる
眉毛の尻尾が どぐろを巻いて垂れさがる
そして そのうえ
顎の産毛が 痩せ首までに 際限もなく
ひろがっちまって・・・・・哀れだねぇ
自由詩
失 題 (七)
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信天翁
2018-02-23 12:34:03
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