キ萌え死タマエ
ツノル


始動しなければならない
朝の音楽は嫌いだ
迷い込んだ倉庫にはモーターの大きな音
無表情な事務員の女
ブルドーザーの運転手はガラクタを運び出し、入れ
足は行くテを塞がれた
気づかないふりをして
轢き殺そうとしている
ノかも知れない
壊れた手鏡ノ
錆びた顔の中心にハ
十字の縫い針
カマイタチ
シタマエ
僕はドアの無い車を背負って逃げた
みんな冷たい奴
青春を叩きつけたんだ
立ち去れ
イヤなやつら
ヨイヒラメキやって来い
鎌足
錬金術師だね
おめでとう
祝福される人々
気づけばよかった
超難攻不落な順列と
いつ死ぬのかな、ボクは





自由詩 キ萌え死タマエ Copyright ツノル 2018-02-19 04:53:01
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