コント。  正義とタエコさん。  ②手土産、モンブラン。
よーかん

「ああ、どうも。」

「あなた、菅原さんから、あなたのスキなモンブランいただいたの。」

「ああ、それはそれは。」

「冷蔵庫に、あなたの分、四角いタッパに入れてありますから。」

「それは、ご丁寧に、すみません、いつもタエコが、菅原さんに甘えてばかりいて。」

「ナニ、オッシャルのマサヨシさん、アナタとアタシのナカでしょが。」

「・・・。」

「あなた、菅原さん、今度、ヨガ始めるそうなの。」

「・・・・。」

「それでね、健康にとっても良くて、ホットヨガっていって、汗をタップりかくそうなのよ。」

「・・・ああ、それ、どこかで聞いたことあるなぁ。」

「そうなのよ、マサヨシさん、アタシほら、まだオンナでいたい、今時のオバサンだしね。こう見えてケッコウ真面目に努力してるのよ。」

「・・・。」

「それでね、菅原さんがワタシもどうかって。」

「・・・どうかって?」


「ア、そんなアタシ、アハッハッハハァ、イエべつに、マサヨシさんが困っているじゃない、急にもうねえ、マサヨシさん。汗まみれのオバサン達のナカのタエコさんなんて、ね、マサヨシさんが、おこまりじゃない。」

「・・・・。」



数日後、夕方、京成船橋近辺。


お困りじゃない?冗談のつもりか、あ?リツコ?

いいえ、あ、い、い、え。

あっ

太ももオレの居間でモジモジ膨らませて、オマエなお困りじゃないってな。

いいえ、あ、かか、かんにぃ、ん、あ、して。

正座しながら、シリの肉モゾモゾモゾモゾ、発情してんのタエコ見ぬいとったぞ、このブタ!

あん、ダメ、あ、ダメ、いや、いやん、して、して、してぇ

まだせんは、オマエあれな、タエコはなオマエの親友じゃぞ。

あん、あ、アナタ、カンニン、カンニン・・・い、いぐ、いぐ、いぐ

まだ我慢せい。

あ、い、だめ、も、もう、だめ、もう、だめ、い、も、いぐ、いぐ

タエコのあの笑顔、オマエはキチガイか。

あ、も、ガマンできないの、できない、いがせて、おねがい、いがせて、

キチガイ、メスブタ、オマエは美しいババアのブタや

がが、、き、キチ、ガイ、メスな、のい、いいい、うぅぅつぅぐ

がっ

ぐぅ

うぐ

えっえぅえぅ

ああああゔゔっゔゔぅぅぅ



同時刻、JR船橋近辺

「もう、菅原さん、電源落として、覚えているのかしら。」

「ああ、もう腹立つ。」

「あの、すみません、どなたかお待ちですよね。オネエサン・。」

「はい?」











自由詩 コント。  正義とタエコさん。  ②手土産、モンブラン。 Copyright よーかん 2018-02-14 12:33:11縦
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