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小さな掌に触れた
あどけない貴方がくれた笑顔が
あまりにも可愛らしすぎたから
温かい気持ちで満たされてた

貴方が生まれてきたそれだけで世界が
かけがえのないものに変わったんだ
夏の風が吹いた七月の晴れた日
目の前に現れた小さな光

振り返れば後悔ばかり
それでも俺はまた剣を手に
険しくも長い道を往こう
貴方がそれを望むならば

いつでも全力で生きている貴方が
どこまでも真っ直ぐ歩いていけるように
遮るものがあれば命を懸けたっていい
そう思える人は他にはいない

これからもずっと傍でこの身体が果てるまで
必ず守り抜くそれが俺の誓い

貴方が選んできたこれまでの全てが
間違いじゃなかったと信じられるように
道に迷う時は同じように悩み
共に目指す物は果てない未来

貴方が生きているそれだけで世界は
こんなにも眩しく輝きを放って
大事な物が何か俺に教えてくれる
何度だって言おう

貴方は俺の光

俺が貴方の光


自由詩Copyright 1486 106 2018-02-02 07:05:18
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