#12
詩徒(しと)



えいえんと田園、
明るみが暗さに達するとき
顔は青くなる、
葡萄のような果実のように恥ずかしい。
脆弱だった、春や夏は去り
肩の凝る季節がやってきます、
永遠のようなリハビリ

永遠のリハビリ。
諦めなければいいことはあるらしいけれど、
今はインスタント・コーヒーが欲しい。
信じた道に誘惑の香り、
ピアニッシモ ワン の香り。
いらっとして、胡桃を投げて壁にぶつける。
サンザンという音響、
林が騒いでいる。冬の日が暑すぎないか?
俺の人生いいことがなかった、
きみをのぞいて
いいことがなかったと
友の柏木が語っているとき、
日向ぼこ。
とおくを見つめている。
着ぶくれしたこころは、
実は腫瘍のようです、
と断って帰っていく、
点々と。
点々と。

・・
・・・。
・・・・。
嗚呼、こんなにいい湯を浴びても
えんえんと田園、
なのです。



自由詩 #12 Copyright 詩徒(しと) 2017-11-15 12:07:09縦
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