死暗面の男
花形新次
真綿で頚を
絞められるほど
清しいことはない
出会った時の君のようです
SNSで掛けた言葉に
驚きもせず飛びつく君に
小田急線が音をたてて
過ぎて行きました
恐れを知らない子供のように
君が簡単に部屋に入って来る
引き返すことが出来るなら
クーラーボックスは不要だろう
自由詩
死暗面の男
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花形新次
2017-11-12 06:50:43
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パロディ詩